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北横岳ツアー

2010年12月30日 09:26

先日行ってきました「初めての冬山低山ハイク 北横岳ツアー」レポートです。

今回は冬は山には行かない方、行ってみたいけどちょっと怖くてという方、つまりは初心者を対象にして企画しました。
ピッケルと10~12本爪アイゼンは必要ないというレベルです。

冬山というと『怖い・寒い・危ない・雪崩・滑落・家族も心配』というようなマイナスなイメージが先行しがちです。
もちろん季節柄、夏よりも厳しいことも多いのですが、冬でも時期と場所を選べば快適に楽しめる山はたくさんあります。

むしろ、落葉して見通しがきくようになり、景色がきれいだったり、道に迷いにくかったりとか
太平洋側は冬はきれいに晴れて、空気が澄んで、夏よりもより遠くがキレイに見えるようになるのも冬の特権。

雪にまみれて、誰も踏んでいない雪面を踏んで、ウサギの足跡を追って、と冬ならでは楽しみもたくさんあります。



今回登った北横岳は2480mありますので、低山じゃないだろ!!!というツッコミも頂きました。

2480mもあると立派な冬山ですが、アクセスも良いし、行動時間は短いし、整備もされているし
ということで、冬の寒さと風を味わうのにはちょうど良い山です。

もちろん悪天候時、視界不良時、大量降雪直後でトレースが不明瞭な時は十分な注意が必要です!

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ギアも『夏山装備+アルファで行ける冬山低山ハイク』として、

①しっかりとした登山靴
低山では必ずしも冬靴である必要はないが、6本爪アイゼンが装着できるもの
⇒夏山ハイキングシューズではくっつけられても、しっかりと歩けません。
足も冷えやすく、またアイゼンも緩んできます。

②レインウェア
冬は内外気温差が大きいため、結露しやすく、ゴアテックスなどの防水透湿素材がオススメ

③登山ウェア一式

④ストック
上記の4点の夏山装備をベースにして、

P1020304_convert_20101230090905.jpg


①保温と速乾を兼ね備えたアンダーウェア
ベースレイヤー。吸汗速乾だけのものは気化熱で冷えます

②防寒着
インナーダウンや化繊綿ジャケットなど

③アイゼン
6本爪以上。4本爪はあまり有効ではないこと。
アイゼンをつけることによるリスク
手袋をつけたまま素早くつけられることはとても重要

④手袋・ロングスパッツ・帽子
手袋は防寒性が高く、防水であればベスト。
保温性と操作性は一般的に相反すること

⑤その他
水は凍るのでテルモスを。
おにぎりは凍るのでパンなどを。
紫外線が強く雪盲等のリスクがあるのでサングラスかゴーグル、日焼け止めも。


上記の5点をプラスアルファの装備として紹介しました。

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また知識として、机上講習会において

①夏用の背面メッシュザックは積雪のあるところでは使いにくくなること

②これからストックを購入される方には、手袋をしての使用を考えて、クリップ式(フリックロック・スピードロックなど)がお薦め。

③グローブなどには流れ止めを付けておく

④冬用のオーバージャケットがなぜ頑丈に、できているのか。
雨具の限界とリスクなどなどに関しても説明しました。

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アイゼン着脱は、家で手袋をつけて、3分以内で付けられるようにしてきてくださいと、ご案内したため、
練習時に、指を踏んで、文字通り血の出るような特訓をされてきた方もいました(笑)

実際の山行中にも、付けて、外してもう一度付け直してと、山岳部時代の合宿のようなことをお客様にもしてもらいました。

『穏やかな時は誰でもできる、状況の悪い中で確実にできてこそ、身に付いた技術!』ですからね。

すいません。
ちょっと体育会チックでしたか・・・。

歩行時間は短かったのですが、天候にも恵まれて、皆様にお楽しみいただけたようで何よりです。

また次回もよろしくお願いします。

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